
カニのお取り寄せが初めてなら、まずは「ずわいがに」がいいと思う。
甘みがあって繊細なカニらしい味で、蟹はおいしい…としみじみ思える。
ズワイガニは殻もやわらかくて食べやすいし嫌いな人はみたことない。
かにしゃぶは、ポーション(むき身)も多いので扱いやすい。
カニ鍋はズワイガニが出汁がでておいしい。
解凍してそのまま食べるのもおいしいし、チラシずしや酢の物にも合うし、カニらしい味。
扱いやすさ、価格、出回る量を考えてもズワイガニがいちばん!と思う。
ずわいがにの特徴
ずわいがにはカニらしい味でたいていの人が好き、どんな料理法も合う。
身は甘みもある繊細な上品な味
ズワイガニは、味が濃くて甘味もあり繊細な美味しさ。
新鮮なズワイガニならカニみそもおいしい。
蒸したり茹でたり、焼きガニにするのも合う。
ズワイガニでタグのついた高額のは、脚も太く身もカニみそも最高。
かに鍋もずわい蟹が出汁が良く出ておいしい。
殻がやわらかくて食べやすい
ずわいがには殻がやわらかいのでむきやすく、手でもパキッと折れるくらいの殻。
大人ならキッチンばさみがあればOK。
ちいさな子供には年齢に寄り身だけとってあげたり手助けは必要。
ずわいがにはどんな食べ方が合う?
ズワイガニはどんな調理方法にも合うカニ。
わたしはボイルしたのをポン酢で食べるのが一番好き。
ボイル・カニ鍋・かにしゃぶ・焼きがにが人気
かにしゃぶには、ポーション(殻むき済み)タイプを買えば手軽。
サッと湯にくぐらせるだけで、身がふわっとして甘みも増す。
焼き蟹も、表面を炙るだけで香ばしくておいしい、私はこれも好き。
ボイル済み冷凍も、冷蔵庫でゆっくり解凍するだけでそのまま食べられる。
ズワイガニはかにみそは少なめ
毛ガニに比べると、かにみそはあまり入ってない。
かにみそ重視なら毛ガニの方がほうがいい。
ずわいがにを買うときに気をつけたいポイント
ズワイガニは、本ズワイガニと紅ズワイガニがあり、味は結構違う。
「本ずわいがに」と「紅ずわいがに」の違い
本ずわいがに:市場で「ずわいがに」と言えばこっち。
紅ずわいがに:茹でていなくても赤いのが特徴。本ずわいより安くて、よく見かける。
水分が多めで身がやわらかい。ジューシーだけど淡白な感じ。
紅ズワイガニと本ズワイガニの違いは味は結構違う。
価格も高めで濃い味は本ズワイで、紅ズワイは価格も安めでジューシーでさっぱり味。
通販だと写真だけでは分かりにくいから、名前でちゃんと確認したほうがよい。
本ズワイガニはブランドガニもある
「本ズワイガニ」は、水揚げ港や地域でブランド化されているのもある。
地元で獲れたカニには各漁港のプラスチックタグが付けられています。
タグを付けているカニがブランドカニであり、タグ付きのカニは品質が保証されている。
越前ガニ :福井県・越前港など 黄色いタグが目印。日本三大ズワイガニのひとつ。
松葉ガニ :鳥取・兵庫・京都など 関西での呼び名。松葉ガニは山陰地方で水揚げされた雄の本ズワイガニ。
加能ガニ :石川県・金沢港など 青いタグが付けられる。北陸地方でのブランド。
お取り寄せしやすいのは、北海道のかに通販で、ブランド名はない。
ズワイガニはこんな人におすすめ!
ズワイガニが嫌い、という人はあまりいないと思う。
かに初心者や女性・高齢者にぴったり
かに初心者や女性・高齢者にぴったり。殻が薄くてむきやすいし、ポーションも多いから扱いやすい。
味もクセがなくて上品なので、万人ウケしやすい印象。
カニみそよりカニの身を楽しみたい人に
カニみそ重視なら毛ガニ一択だけど、ずわいがには身の味が食べやすくハズれないおいしさ。
たらばかにはカニみそは食べられない。
ズワイガニは、甘みがあってしっとりした食感で「いかにもカニ」っていう満足感がある。
食べるのは脚が主。甲羅の身は少し。